数字の把握と活用で競争に勝つ!

経営お役立ち情報

北青山税理士法人グループでは、「経営は数字が重要」であることを月次会議でもお伝えしております。損益計算書や貸借対照表は当然ですが、財務諸表にまとまる前の数字の把握も極めて大切です。

戦略モニタリングの重要性

経営改善のご相談を受けたときに、3~5年分の損益計算書・貸借対照表に加えて、これまでとってきた経営戦略や戦術の効果や効率を測りうるデータがあるかどうかを伺います。例としては、お客様別商品別売上数量・金額、お客様別商品別粗利益額、新規既存客比率、リピート率等です。

しかし、「そんな数字はなくても状況は分かっている」、「元データは残っているが集計をする時間がない」等の答えが返ってくることが非常に多いのが現実です。

もし、貴社が戦略の効果や効率を測定し、適切な軌道修正ができればどうでしょうか。競合他社よりも早く正確に効果的な手を打つことができるようになり、この数字把握・分析能力が他社に対する有効な強みになるはずです。他社が手を付けてないことこそチャンスです。

どのような数字に注目すべきか

経営管理の本には様々な指標が解説されていますが、自社にとって行動に結びつかない数字を闇雲に蓄積するのでは意味がありません。

注目すべき数字を確定するには、次のステップをお勧めします。

1. 現在取っておられる事業戦略を紙に書き出す。

2. 戦略を詳細に分解する。

分解手法としては、「戦略マップ」が有効と思います。戦略目標である売上・利益などの「財務の視点」、顧客満足度などの「顧客の視点」、商品・サービスを提供する「業務プロセスの視点」、業務プロセスを支える人の育成などの「学習と成長の視点」の4つの階層に戦略を分解してみます。

3. 戦略マップの中で重要項目を特定する。

初めは無理をせず一つか二つの重点ポイントに絞り込むのが良いと思います。

4. 特定した部分を測定しうる方法を検討する。

特定した重点ポイントが機能しているかどうかを測るにはどうすべきかを検討します。例えば、特定のお客様に対して特別な「価値」を提供することを戦略とし、「固定客の満足度を高めること」を重点ポイントとした場合であれば、顧客満足度を測るものとして、商品別販売数推移、顧客別販売数・客単価推移、リピート率、新規客・固定客比率などがあげられると思います。

数字の把握の方法と活用方法

数字の分析はある一定期間の蓄積が欠かせません。そのため、現場が負担を極力感じないように数字把握の仕組みを工夫することが求められます。そして、なぜこの数字の把握が重要かを社員に対して社長から説明し全員で理解することが重要です。

把握した数字の活用には、幹部会議で改善策を検討することに加えて、その数字の推移を多く社員と共有し、改善するにはどうすべきかを一人一人が考えて行動できるような意識付けを行うことが有効です。こうすることで活きた数字管理が行われるようになってきます。

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把握する数字の特定や分析方法・社内の共有についてご検討の場合には、北青山の担当者にご相談ください。

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