ビジョン達成のカギは戦略にあり

経営お役立ち情報

8月の記事「ミッション経営成功は、社長の生き様が肝心!」では、北青山税理士法人グループにおけるミッション経営浸透の実践方法についてご紹介いたしました。今回は、「ビジョン(当面の到達目標)の戦略への落とし込み方」についてです。

戦略の重要性

「夢」を語っているだけでは、現実にはなりません。企業は、熱く燃える集団が一つの目標に向かって統率のとれた行動をとることで初めてビジョン達成が見えてくるものです。

この統率のとれた行動が「戦略」です。例えば、サッカーの試合でもどんなに優秀なプレイヤーを揃えたとしても、監督が打ち立てた戦略に欠陥があれば勝つことはできません。会社もまた然り、社員を生かしてビジョンを達成できるかどうかは、社長が打ち立てる戦略次第なのです。

戦略立案の前に:ビジョンを明確にする

戦略を立案する以前に必要なことは目標(ビジョン)を明確にすることです。ビジョンとして、3~5年程度先のあるべき姿、あるいは、なっていたい姿を具体化することをお勧めしています。このビジョンが明確であればあるほどより具体的な戦略が立案できます。

戦略立案のステップ

STEP1:彼を知り己を知る

孫子に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」とあるように、会社が置かれている状況を正確に把握することから始めましょう。お客様から漏れ聞こえる会社の評価(商品・サービス、社員の評価など)や社長自身が会社の強み弱みとして認識している点、業界全体の動向等を書き出し、整理をしてみると良いでしょう。SWOT分析を活用することも効果的です。数値分析も行い定量的に現状を把握することをお勧めしています。

整理を行うことで、現状の会社の強みや弱み、今後起こり得る業界の変化、さらに伸ばしていくべき点等がクリアになります。このステップのゴールはお客様からみた自社の魅力を把握し、その魅力が今後も維持される可能性があるのか、さらにその水準を上げる可能性があるのかを知ることです。

SETP2:自社独自の魅力を戦略に落とし込む

STEP1で行った分析をもとに会社として取るべき戦略を立案します。中小企業の場合は、お客様からみた自社の魅力をベースにしたマーケティング計画からの検討をお勧めします。もし、お客様にとって魅力が十分でないならば、その強化・確立が最初にすべきことですし、既に現在のお客様に十分な魅力が伝わっているならば、その魅力を新規のお客様に伝える方法を検討すべきです。

そして、このマーケティング計画を具現化する方向で販売計画と採用計画、経費及び資産(投資)計画の立案を行います。

STEP3:戦略を言葉へと落とし込む

社長の頭の中に戦略があるだけでは社員を動かすことはできません。戦略を効果的に進めるためには社員に理解させ、ゴールに向かって自ら進む意識を持たせることが求められます。そのためには、社長が説明を社員に行うだけでなく、立案作業や毎月の予算実績会議にも参加させることをお勧めします。

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