近年、バックオフィス業務をクラウド型のシステムで効率化するサービスが増えていますが、年末調整もクラウド型システムで効率化できることをご存知でしょうか?
年末調整はバックオフィスに大きな負担を与えており、この業務を効率化できれば企業にとっては大きな利益になります。それを可能にするのが、マネーフォワードクラウド年末調整です。
マネーフォワードクラウド年末調整はどのようなメリットや特徴があるのか詳しく解説していきます。
マネーフォワードクラウド年末調整を導入するメリットは?
マネーフォワードクラウド年末調整を導入するメリットは、以下の4つが挙げられます。
■マネーフォワードクラウドシリーズや他のクラウド系システムとの連携ができる
■年末調整業務の効率化ができる
■各種帳票の出力に対応できる
■ペーパーレス化によるコスト削減が期待できる
以下詳しく解説していきます。
マネーフォワードクラウドシリーズや他のクラウド系システムとの連携ができる
マネーフォワードクラウド年末調整はマネーフォワードクラウドシリーズのシステムの一部です。マネーフォワードクラウドとは、バックオフィスの様々なデータを連携し業務を自動化するシステムの総称であり、その他、会計・請求書・勤怠管理・経費精算・確定申告などさまざまなシステムが含まれます。これらのシステムを全て使うこともできますが、必要なものだけピックアップして使用することも可能です。
また、マネーフォワードクラウド年末調整は他のクラウド型システムと連携できますが、マネーフォワードクラウドを一括で導入した方がより幅広いバックオフィス業務をカバーできるのでさらなる業務効率化を見込めます。
年末調整業務の効率化ができる
マネーフォワードクラウド年末調整では、年末調整手続きを電子化して行います。年末調整手続きの電子化とは、年末調整手続きをデータで処理することです。
従来は、会社が従業員に年末調整関係の書類を配布し、従業員が必要事項を記載した後で書類を回収するというアナログな手順で業務を行っており、会社と従業員双方で手間がかかっていました。マネーフォワードクラウド年末調整であればデータとシステムが連携して自動処理するので、会社と従業員双方の作業量が飛躍的に削減できます。
各種帳票の出力に対応できる
マネーフォワードクラウド年末調整では、年末調整に必要な各種帳票の出力も可能です。作成できる主な帳票は、源泉徴収票・給与支払報告書・保険料控除申告書・源泉徴収簿・扶養控除等申告書などです。この他にも様々な帳票に対応していますので、個人事業主から企業まで幅広いユーザで使用できます。
ペーパーレス化によるコスト削減が期待できる
年末調整手続きを電子化で行うため、ペーパーレス化によるコスト削減ができます。ペーパーレス化によって、年末調整関連の書類を従業員に配布したり回収したりする手間も省けるのは大きなメリットです。
また、クラウドで年末調整書類を保管できるので保管場所や書類を保管する手間も削減もできます。
マネーフォワードクラウド年末調整の特徴
クラウド型年末調整システムは他にもありますが、何が違うのでしょうか。マネーフォワードクラウド年末調整の特徴は3つあります。
■Web上で書類の配付、回収の管理ができる
■従業員はWeb上の質問に答えるだけ
■回収状況が一目でわかる
以下詳しく解説します。
Web上で書類の配付、回収の管理ができる
マネーフォワードクラウド年末調整では、Web上で書類の配付と回収管理ができます。ネット環境があればどこにでも配布できるのでリモートワークにも対応しており、郵送費などの経費削減につながります。
また、従業員の回答箇所で修正必要な部分をわかりやすく伝える「差し戻し機能」などサポート機能も充実しているので、よりスムーズに年末調整を行えます。
従業員はWeb上の質問に答えるだけ
従業員は年末調整提出時にWeb上で簡単な質問に答えるだけです。これまでは手書きで年末調整書類を作成したり、控除額を計算しなければなりませんでした。しかし、マネーフォワードクラウド年末調整では、年末調整に必要な情報が電子データとしてシステム内で管理されるので、従業員は質問に答えるだけで年末調整ができます。そのため、従業員に大きな負担を与えません。
回収状況が一目でわかる
従来の年末調整では、年末調整書類の回収管理も大きな手間でした。しかし、マネーフォワードクラウド年末調整では、担当者は書類の回収状況を一目で確認できるため、回収管理の作業も飛躍的に効率化できます
年末調整業務をクラウド化する3つのステップ
年末調整業務には、大きく分けて「書類の配付・回収」「年末調整の計算」「税務署・市区町村への提出」の3つの業務があります。マネーフォワードクラウド年末調整は、これらすべてに対応していますので年末調整の業務すべてカバーできます。
マネーフォワードクラウドシリーズとの併用でさらに便利に
マネーフォワードクラウド年末調整以外にも、マネーフォワードクラウドシリーズには多くのサービスがあります。給与計算・勤怠管理・社会保険・経費計算など様々なサービスが提供されており、これらをパッケージ価格で導入することができます。
導入を考えているのであれば、年末調整だけでなく企業のニーズに合わせて様々なシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
マネーフォワードクラウド年末調整を導入するべき企業
マネーフォワードクラウド年末調整はどのような企業が導入するべきなのでしょうか。導入するべき企業は以下の2つです。
■既にマネーフォワードクラウドシリーズを導入している企業
■年末調整以外にもバックオフィス業務の効率を上げたい企業
以下詳しく解説していきます。
既にマネーフォワードクラウドシリーズを導入している企業
既にマネーフォワードクラウドシリーズのいずれかを導入している企業は、年末調整も導入しましょう。なぜなら、新しく導入しても契約料金が変わらないからです。年末調整も導入することでさらなる業務効率化を目指しましょう。
年末調整以外にもバックオフィス業務の効率を上げたい企業
現在、クラウド型システムを導入しておらず、アナログなバックオフィス業務に課題を感じている企業は導入するべきです。マネーフォワードクラウドシリーズであれば、年末調整だけでなく、他のクラウド型システムとの連携により大きな効果が期待できます。バックオフィス業務全体の効率化を狙えるのでぜひ、導入を検討してみましょう。
まとめ
マネーフォワードクラウド年末調整について解説しました。
マネーフォワードクラウド年末調整が実装されたのは、2021年8月ということもありご存じなかった方も多いのではないでしょうか。
キャシュモはマネーフォワードクラウドシリーズの導入実績200社以上を誇る、マネーフォワードのプラチナパートナーです。マネーフォワードクラウド年末調整を始め、マネーフォワードクラウドシリーズの導入に少しでも興味がありましたら、是非キャシュモにご相談下さい。
また、キャシュモは社会保険労務士を始め税理士・財務コンサルタント・経理の専門家がワンチームで給与計算などのバックオフィス業務のアウトソーシングや、様々な経営課題へのアドバイスを提供します。労務や給与計算、その他経営に関するお悩み事も、キャシュモへご相談下さい。