経理をアウトソーシングしても自社で守るべきポイント

経理お役立ち情報

経理のアウトソーシングを利用するに際して、「どこまでの業務を頼めばよいのか」気になる方も多いのではないでしょうか。
経理業務にはアウトソーシングできない業務が存在します。また、会社によっては自社で行った方がよい業務もあります。本記事では、経理業務のアウトソーシングについて自社で守るべきポイントについてご紹介します。
経理代行の利用を考えられている方は、ぜひ参考にしてみてください。

経理のアウトソーシングは全て丸投げできる?

経理業務のアウトソーシングは近年、様々な会社によってサービスが提供されています。
インターネットなどで調べると、アウトソーシングすることができる業務については多く出てきますが、できない業務についてはあまり詳しい説明がありません。実際にアウトソーシングする業務の範囲は契約内容によって様々ですが、経理業務を全て丸投げすることは可能なのでしょうか。
結論から述べると、経理業務の大半をアウトソーシングすることは可能ですが、全てを丸投げすることは現実的にはできないでしょう。アウトソーシングできない可能性がある業務やその理由については、以下で説明していきます。

アウトソーシングできない可能性がある業務

経理代行サービスで対応することができない理由は以下の2つに大別されます。

  • 物理的、法律的、倫理的な観点から受託することができない業務であるため。
  • 経理代行サービスを提供する会社が不得意な業務、採算が取れない業務であるため。

それでは、上記の理由に該当する業務にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、経理代行のうちアウトソーシングできない可能性がある業務について、代表的なものを紹介していきます。

企画立案業務

経理代行サービスでは、契約により予め業務範囲について定めます。そして、事前に取り決めたルールに則って業務を遂行します。
従って、事前に範囲やルールを定めることができない「企画立案業務」についてはアウトソーシングすることができません。経理代行サービスに含まれる企画提案は、導入検討の際に効率よく代行サービスを運用するための、実務視点のアドバイスとなります。
全社的な経営戦略や業務改善などはコンサルティングのサービス領域となり、経理代行サービスでは対応できません。ただし、会社としてそれらのサービスも併せて提供しているところは存在します。

承認業務

経理代行サービスでは、処理のインプットはすべて正しいという前提で業務が実行されます。
その前提を満たすには承認のステップを設けることが有効ですが、承認業務は自社で実施する必要があります。

判断業務

経理代行サービスでは、事前に取り決めたルールに則って業務を遂行します。
従って、業務中にルール外の事象が発生した場合、経理代行サービス側で勝手に判断し処理することはできません。また、このようなルール外の事象が頻繁に発生する業務はアウトソーシングすることが難しいと言えます。

独占業務

弁護士や司法書士、税理士などの資格が必要な業務を独占業務と呼びます。例えば、税務代理や税務書類の作成、税務相談は税理士の独占業務であり、これらの業務は資格を持たない者が行ってはならないとされています。
ただし、税理士法人など有資格者が在籍する会社やグループが提供する経理代行サービスであれば、独占業務についてもワンストップで依頼することが可能です。

現金を扱う業務

現金や有価証券を直接取り扱う業務は、盗難や紛失のリスクが大きいため、アウトソーシングできない可能性が高いです。
各種支払いや振込業務のアウトソーシングを検討している場合、現金を直接取り扱わないキャッシュレス化についても検討する必要があります。

経理代行サービスでは対応が難しい業務

ここでは、単なる経理代行サービスでは対応が難しい業務について説明します。単純化された経理業務のみを代行する会社では、専門家の不在やノウハウが無いなどの理由により対応が難しいです。しかし、後述する通り経営分析や資金繰りなどの高度な経理業を請け負うアウトソーシング先も存在します。経理業務をアウトソーシングする際には、その範囲をしっかりと定め、業務内容によって最適なアウトソーシング先に委託することが重要です。

経営分析

経理を行う目的は単に記帳をするだけではありません。記帳された帳簿をもとに自社で経営分析を行うことが重要なポイントです。経営者にとって、経理を行う本来の目的は経営成績を把握することです。
従って、記帳作業そのものは単なる作業に過ぎず、経理代行サービスを利用することが非常に有効です。経営分析は、経理代行サービスが記帳した内容に基づいた経営成績を分析し、事業の判断と選択のためのアドバイスを行う業務なので、財務コンサルティングサービスを手掛けるアウトソーシング先でないと対応が難しい分野です。なぜならば、このようなアドバイスを行うためには、その会社のビジネスモデルについて深く理解していることが求められるからです。

資金繰り

資金繰りもアウトソーシングが難しい分野です。記帳により経理情報を作成することは一般的な経理アウトソーシングでも可能ですが、その情報をもとに将来の入金と出金の予想を把握し、資金繰り表を作成するためには、ビジネスモデルや取引内容の理解が重要です。資金繰りについても、財務コンサルティングを得意とするアウトソーシング先でないと、対応が難しいでしょう。

まとめ

本記事では、経理代行サービスについて、アウトソーシングできない可能性がある業務や自社で行うべきポイントについてご説明しました。
経理代行サービスは、会社の経理を外部に任せることができる便利なサービスです。記帳などの単純化できる業務についてアウトソーシングし、自社で経営分析や資金繰りの判断を行うことによって、経営効率の最適化を図ることが可能です。
経営分析や資金繰りまでアウトソーシングしたいという場合は、ほとんどの経理アウトソーシング会社はそこまでの対応が難しいことに注意する必要があります。
導入の検討においては、料金や対応する業務範囲、経理業務のどの部分を自社で対応するのかをしっかりと確認するようにしましょう。

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キャシュモが提供するアウトソーシングは、試算表の作成・支払・給与計算といった一般的な経理代行サービスに加え、事業計画の策定や経営分析、や資金繰り表の作成を含む財務コンサルティングサービスを提供します。
更に、グループの税理士法人による決算や申告などの税務顧問、社労士法人による労務顧問までをトータルパッケージとして提供します。
キャシュモなら、アウトソーシングが難しい経営分析や資金繰りなども含め、全てワンストップで対応いたします。
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