今年を振り返って、ビジョン経営の自己採点

経営お役立ち情報

早いもので今年もあとひと月です。今年は、燃える集団作りに有効な考え方としてミッション経営を何回か取り上げました。今年は、貴社のミッションに一歩近づいた年だったでしょうか?一年を振り返ってみましょう。

ミッションの内容を再点検する

貴社の経営理念やミッションを再度振り返ってみましょう。会社によっては毎日唱和したり目につくところに貼ってあったりすることと思います。経営理念やミッションは、社長がイメージする貴社のあるべき姿であり、言うなれば、社長の世界観です。貴社が存在することで、この世界にどのようにインパクトを与えるかが表現されているはずです。

社長自身として本当にそこを目指しているのかと自問してみてください。繰り返し考えることで同じ表現でも今まで考えていたものから思想がさらに深まる場合もありますし、変更したくなる場合もあると思います。大事なことは社長自身が心からその道を突き進みたいと考えていることが最も重要です。

社長自身はミッションを体現しているか

ミッションやビジョンは社員に浸透して日々の行動の中にしみ込んでこそ意味があり効果を発揮するものです。そのためには、まず、社長自身がミッションやビジョン、そのための行動規範に対して身をもって示しているかどうかを点検してみてください。

もし、そうでないのであれば、その理由は何でしょうか。社長だからなんでも許されるというのは論外です。自らを律し先頭に立ってこそミッションに向かう手本になるのです。そうでなければ社員に要求することはできません。

ただ、経営ミッションの実現について真剣に考えてはいるものの日々の売上を立てるため理念やビジョンとは必ずしも相いれない案件も受け入れざるを得ないこともあると思います。「そんなに理念やビジョンに縛られては動けない」という声が聞こえてきそうです。

それぞれの案件ごとに判断するのは現実的でないことも多いと思います。戦略や営業計画が当初からミッションやビジョンと整合性をとってかどうか、そして、その通り実行できたかどうかをご判断いただければと思います。

社内への浸透を確認する

社員への浸透は、頭で理解しているかどうか、共感しているか、腑に落ちて行動にまで反映しているかの複数の段階があると思います。社長から見てひとりひとりの社員の浸透度合いは如何でしょうか。年末の賞与を渡すとき、各人と面接をしていただき、今年はどうだったか、来年はどうすべきかを話し合っていただきたいと思います。ミッションやビジョンの重要性と達成が会社にも社員にも意味があることを社長が熱く語ることが一年の締めくくりとして大切なことと思います。

今後は、人手不足が常態化することが懸念される昨今でもあり、現有社員のさらなるパワーアップを狙って社長のミッションやビジョン、行動指針の浸透を図って、燃える集団作りを図っていただきたいと思っております。

来年に向けた準備を開始する

ミッションやビジョンを実現にむけ来年の施策を検討しましょう。外部に向けた販売方針や商品開発、顧客対応改善策に加えて、社内に向けた業務プロセスの改善や社員の教育や待遇改善なども視野に入ってくると思います。

経営ミッションの実現は、「あるべき世界を作り出す」ことです。それに向かって、年末年始の気持ちの整理ができる時期にご検討いただきたいと思います。

e-book配信中!

タイトルとURLをコピーしました