導入事例

Cashmoの各種サービスのご利用により、
さまざまな課題解決を実現した事例をご紹介いたします。

株式会社髙通

業  種:電気通信工事、保守
従業員数:25名

経理と労務をまるっと任せて社長業に100%集中

西新宿に本社を置き、関東一円で電気通工事業を営んでいる株式会社高通。同社の代表取締役社長の髙橋氏に、キャシュモとの出会いやサービスを利用しての感想、将来の展望について伺った。

創業から5年間、日々の入力作業も社長みずから担当

御社の事業についてご紹介ください。

伝送網の構築支援や保守など通信キャリアのビジネスを主事業とし、オフィスビルの屋内LAN工事や通信ケーブルの配線工事の施工など電気通信工事全般を請け負っています。社員は電気工事士や無線通信士など電気通信関係のプロが25名ほどいて、関東一円で活躍しています。

キャシュモにご依頼いただくようになったきっかけは?

当初は税理士を探していました。2つの理由で、それまでお願いしていた税理士にどうしても満足できなくなってしまったのです。
まず、クラウドサービスが使えない。「せっかく世の中に良いサービスがあって、使えば必ず業務がスピードアップするのに」と使えないことにジレンマを感じていました。
次に、リアルタイムで数字が追えない。税務のプロとしてもっと私に伴走してほしかったのですが、なかなかその思いを理解してもらえませんでした。そもそも弥生会計への記帳も毎日仕事が終わってから私が行っていて、入力内容のチェックもなし。「月額こんなに支払っているのに…」とは思いましたが、創業したばかりで他を知らなかったので「こんなものなのかな」と考えていました。

税理士を変えようと思い始めたのはいつ頃ですか?

仕事も社員も増えてきて、日々の記帳がままならなくなってきた頃です。2012年の創業時から5年くらいは一人会社だったので特に困ることはありませんでしたが、次第にうちで働きたいという仲間が増えてきたので、建設業許可を取るタイミングで社員化を進めたところ、どうにも自分一人では回らなくなってきました。 そこでようやく「これは社長の仕事じゃない。このままではマズイ」と気付いたのです。数字を分析して経営戦略を考えなければいけないのに、その時間がまったく取れていないことにハッとしました。今思うともっと早く行動すべきだったと思います。

当時、どんな税理士を探していたのですか?

頻繁に行き来してくれる税理士がいいと思い、会社がある新宿近辺の税理士を探しましたが、ピンとくる人がいませんでした。 そこで、いっそのこと自分がやってきた入力も任せられたらと思い、経理代行というキーワードでネット検索したところ、キャシュモさんがヒット。バックオフィスをまるっと任せられるワンストップサービスという点に大きな魅力を感じて問い合わせをしました。

他社は検討しましたか?

いいえ。急いでいたのもあってキャシュモさんだけです。導入に際して不安はありませんでした。とりあえず進めてみないとわかりませんし。
「経理も総務もまるっと丸投げなんてきっと高いんだろうな」と思っていましたが(笑)、改めて経理担当を雇って教育する手間と時間を考えたらコスパは良いと感じます。

作業現場の事前調査の様子

残り20%でこなしてきた社長業に100%集中できるように

導入の際に大変だったことはありましたか?

最初に必要な書類の共有をするのが大変でした。書類の場所を把握しているのが私1人で、出張で不在のことも多かったので、週末にいったん事務所に戻って書類を探してお渡しして…ということを何度かしなければなりませんでした。キャシュモさんとのやりとりは基本リモートなので、事務所に来てもらっていたらもっと楽だったかもしれません。

実際にご利用されてみての率直なご感想をお聞かせください。

キャシュモもマネーフォワードもなかなか使い勝手のあるサービスだと実感しています。リアルタイムで見たい数字を見られますし、エクスポートもできるので特に不満はありません。導入してまだ1年なので、弊社側が良さを生かしれていないなと思います。
こんなふうに思うこと自体、経理を自分でやる必要がなくなって余裕ができたからで、もっと数字を細かく分けたらどうだろう、経営分析に使えるようにああしたい、こうしたい…と欲が出てきました。 今後もっと業務をお任せできたら、経理周りの仕事は8割方減るでしょう。これまで残りの20%でしかでしかできなかった社長業が100%できるようになると思うと嬉しいですね。

導入前後で大きく変わったことは?

数字を見て戦略を立てる余裕ができたことが一番大きいです。これまでは戦略らしい戦略もなく「根性で頑張ろう、誠心誠意仕事をしていれば結果はあとからついてくるから」といったあいまいなことでお茶を濁してきましたが、今は数字をベースに話ができます。
以前から進めていた社員との数字の共有も、マネーフォワードを導入して精度が上がりました。ビジネス的な目線で考えられるようになって欲しくて月次でリーダー会議をやっているのですが、利益率を上げるためにはどうすればいいのか、売上を増やすのか、外注を減らすのか、といった議論が出来ています。ボーナスは利益がここまで出ているからこれぐらい出せる、というようなことが分かるようになれば、社長から言われて「わかりました」ではなく、自分事として仕事を捉えられます。数字で成果が見える化されたことでモチベーションが上がり、数字の改善を社員に任せられるようになってきました。

労務業務もお任せいただいていますが、労務はどのような状況だったのでしょうか?

労務については、数年前に就業規則を作り、給与計算ソフトを使って自分でやっていました。前の税理士に言われるがまま、コンプライアンス的に正しいのかどうかもわからないままやっていたというとても危ない状態でしたが、今は不安も払拭されてホッとしています。

導入して3ヶ月目に、税務調査が入ったそうですね。

そうなんです。過去の調査は税理士さんに担当してもらったものの、社長も同席してくれと言われて、2日間も時間を取られてしまいました。今回はキャシュモさんから「社長は同席しなくて大丈夫ですよ」とおっしゃっていただいたのですごく助かりました。

ベンチャー感あふれる髙通様本社オフィス

がんばる社長に伴走するキャシュモ、もう前の税理士には戻れない

10年後どのような会社を目指されていますか?

こんなオフィスで仕事をしていたいですね(笑)(注:キャシュモの赤坂本社オフィスでインタビューしています)。

ありがとうございます。どんな事業戦略をお持ちですか?

通信業界としては高速通信規格5Gの設備投資が落ち着いてきておりますので、当社としては今持っている技術を生かしつつ、新しい事業にもチャレンジすることを考えています。いまは太陽光関連の事業にも力を入れており、ドローンの業務活用も模索しております。そのためには人材の確保も重要で、5年後に社員50名を目標としています。

キャシュモは社長にとって、ひとことで言うとどんな存在ですか?

もはや会社の一部署、自分にとっては伴走してくれるパートナー。前の税理士さんにはもう戻れません。もっと早くお任せすれば良かった。自分で経理をやっていたからこそ数字を細かく追うことができるようになったので無駄だったとは思いませんが、もっと早くお任せしてもよかったなぁと思います。

どんな会社にキャシュモをおすすめしますか?

社長が経理までやっているような会社にはおすすめします。
中小企業の社長はついがんばりすぎちゃうんですよね。目の前のことは自分で何とか処理しなきゃ、と。でも、今は良いクラウドシステムや、それを活用したアウトソーシングサービスがあるので、使わない手はないと思います。リアルタイムにWebベースで数字が見られるし、共有されているので任せっきりにもなりません。
キャシュモさんなら税務も労務関係も給与計算も一緒にお願いできるし、バックオフィスの困り事をワンストップで相談できるのが本当にありがたいです。加えて、キャシュモさんは顔が見えるというか、担当の方が付き添ってやり取りをしてくれるので安心できます。 世の中の社長さんには、困ってから慌てるより、早めに気づいてほしいなと思います。

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